こんにちは。米粉スイーツ専門店を開業すべく奮闘中の主婦ゆーりんです。
前回の記事で
「メレンゲを立てすぎて離水してしまっていた。」
立てすぎないように気をつけていたら今度は
「メレンゲが立つ前に離水する・・・😭」
そんなメレンゲ失敗地獄に陥っていました。
10個くらい続けて底上げし、
「もう、超高額のシフォンケーキスクールにでも行こうかな・・・」と諦めかけたその時、ようやく地獄から抜け出す光が見えてきました。
スタンドミキサーをやめてハンドミキサーにした
初めの失敗は「メレンゲを立てすぎて離水」でした。このとき私は「スタンドミキサー」というやつを使っていました。卓上に置くタイプのミキサーで、ハンドミキサーより馬力があります。そのため、あっという間にメレンゲが立ち上がり、見極める目が未熟な私は「メレンゲのいい具合」を何度も逃してしまっていました。
そもそも何でスタンドミキサーを買ったのかというと、ハンドミキサーだけで作っていたら卵黄を泡立てた後に卵白をと順番に泡だてることになり、時間がかかるなと思ったためです。また、「機械で何分混ぜる、この速度で!」と決め切ってしまえば、自分の未熟な技術で泡立てるよりも安定したメレンゲができるに違いない。そう思ったためでした。
泡立つスピードが速いスタンドミキサーは、メレンゲの見極めが未熟な私が
扱うのには早かったようで、ハンドミキサーに切り替えたのでした。
スタンドミキサーより泡立つのが想像の5倍遅かった
ここで、「メレンゲ立てすぎて離水」の後の失敗である「メレンゲが立つ前に離水」の原因が現れます。
正確にいうと、「メレンゲが立つ前に離水」していたのではなく、「メレンゲが立つのがスタンドミキサーよりめちゃくちゃ遅かったため、メレンゲが立っていないのに『こんなに時間がかかっているんだから、メレンゲ立てすぎている!』と大幅な勘違いをしていた」のです。
メレンゲが立っていないのに「ああ〜また離水した😭」と泡立て中盤で失敗したと勘違いしてしまっていたのですね。
勘違いによってできたツノが立たない未熟なメレンゲを卵黄生地に混ぜ込んでいたため、ふくらまないわ底上げするわ。
10個もの悲しい底上げシフォンを量産してしまうという結果に至ります。
おそらく、ハンドミキサーの馬力も弱いのかもしれませんが、スタンドミキサーで作るよりも圧倒的にメレンゲが立つまでに時間を要することがようやく分かりました。
久しぶり、もこもこメレンゲ!
「もしかして、まだまだ泡立て不足だっただけ?」と気付いてからは「離水するかな、離水するかな・・・」と恐怖に慄きながら少しずつハンドミキサーを回す時間を長くしていき、ようやく
立体的なもこもこしたメレンゲを久々に拝むことができ、感無量!
卵黄生地と混ぜると、
こちらももこもこ😽
ただ、離水を恐れるあまりキメを整えるためのミキサー低速回しの時間が短かったこと、生地合わせの混ぜ回数もすくなかったことで、メレンゲが立ちすぎ状態でしたので。
オーブンの中で生地が膨らみすぎて爆発しました笑
でもカットすると、失敗続きだったシフォンよりもキメが細かいシフォンが焼けており、何より底上げなし!!!!
シフォン技術0どころかマイナス100ぐらいの地点から、±0にくらいは戻れたかなあ。そんな心持ちです。
今日はトールシフォンで焼いてみようと思います。(調子にのりすぎ?)
爆発しない、いい感じの高さのきめ細かいシフォンにするためには練習あるのみ。
最速で失敗を繰り返し、最速で学んでいこうと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。また次のブログでお会いできたら嬉しいです。