TokyoKomekoCakes’s blog

米粉スイーツ専門店を開きたい,不器用主婦のブログ

米粉の比較してみた

こんにちは。米粉シフォンケーキ専門店を開業すべく奮闘中の主婦ゆーりんです。

先日行ってきた米粉マイスター講座の提出課題で、「米粉の比較をしてみよう」と言うものがあったので、やってみました。「自分のレシピにはどの米粉が合うのか?考えてみました。

比較した米粉たち

自宅にあった米粉をすべて引っ張り出してきたのが下記のラインナップ。

  1. NAMISATO「サクッ!と仕上がるお米の粉」
  2. Cotta 「製菓用米粉 新潟県産」
  3. Cotta 「製菓用米粉 ミズホチカラ」
  4. 富澤商店「製菓用米粉
  5. 富澤商店「熊本県産(ミズホチカラ) 製菓用米粉

いろんな米粉を試そうとちょうど色々取り寄せたところだったので、すべての米粉の封を切るのに躊躇しましたが・・・急いでたくさん試作品作ればいいや!と腹を括っていざ開封

5種類の米粉を10gずつ小皿に取り分けてみた

米粉の粒度を確認してみる

まずは講座で習った通り、指で触って粒度を確かめてみました。

※粒度というのは米粉のでんぷん粒の粗さで、触るとサラサラしているものが粒度が細かい、ザラザラしていると粒度が粗いと判断できます。

詳しくは以前書いたブログの

米粉マイスター講座にいってみた①を参照されてください。

 

5種類の米粉、触ってわかったのは

「1 .NAMISATOだけ、サラサラだけど指に粒感が残る。あとは全部サラサラ〜」

ということ。

NAMISATOは唯一製菓用では無くお料理用の米粉です。繊細なお菓子と違って粗めの粒度でも支障がないのでしょうね。製菓用の残り4種類はすべてサラサラしていて、鈍感な私の指では違いがわかりませんでした。

 

米粉の損傷度を調べてみる

次に米粉にとって重要な「でんぷんの損傷度」をチェックしてみました。10gの米粉に同量の水を入れて、吸水の様子を比較。

10gの米粉に同量の水を入れて溶いてみた

 

みてわかる通り、NAMISATOだけ吸水が過剰ですぐにボッソボソに。損傷率が高いことがわかります。見た目では他4つの製菓用米粉たちは同じように水状に溶けてくれていますが、スプーンを持ち上げたときに若干重く感じたのは下記の2種類でした。

 

  3. Cotta 「製菓用米粉 ミズホチカラ」

  5. 富澤商店「熊本県産(ミズホチカラ) 製菓用米粉

もしかしたらミズホチカラの特性?なのかもしれせんが、この2種類はスプーンを持ち上げた時に少しもたっとした感じでした。

よって、一番粒度が小さく損傷度も低いのは

       2. Cotta 「製菓用米粉 新潟県産」

    4. 富澤商店「製菓用米粉

 

との検証結果となりました!

 

 シフォンケーキはでんぷんではなく卵白の力で膨らむところが大きいので、さほど支障はないのかもしれませんが、よりふわっふわのシフォンをお届けすべく、より粒度が細かく損傷度の低い米粉でお届けしたいなと思います☺️

 

 パンを作るときは損傷度が大きく影響してきますので、きっとNAMISATOでは失敗してしまうかも。でもお料理など粒度と損傷度があまり大きく関係がないものを作るのであれば、手軽に手に入るので便利ですよね。

 

 これらの米粉は、NAMISATOならスーパーで、他の製菓用米粉はオンラインショップで簡単に購入が可能です!米粉を買ってみたときはぜひ、粒度と損傷度を検証して、自分のレシピに合うのかどうかを考えてみてくださいね。

 

今回の記事は以上です。米粉シフォンケーキ専門店開業ブログ、また次回の記事でお会いできると嬉しいです。