TokyoKomekoCakes’s blog

米粉スイーツ専門店を開きたい,不器用主婦のブログ

店舗が完成

こんにちは!Tokyo 米粉 Cakesです。

工事の進捗状況を書き上げる前に、すっとばして店舗オープンのご案内となりました。2024年3月22日金曜日に店舗販売を開始いたします!

 

店舗の工事は業者さんの都合や、思いがけないトラブルなどで遅れに遅れ、

2月中にオープンを目指していたところが3月の末になりました。

 

でも、こだわり抜いた内装が実現され、

自分自身でもとてもいごごちの良い空間となりました。

 

今回は店舗での私のこだわりポイントを3つご紹介しようと思います。

 

店舗の色味

お店のイメージの全てを決めると言っても過言ではない、店舗の色味。

私は

「白」

ナチュラルな色味の木目」

を中心に据えたデザインにしました。

木目があると、温かみのある印象になります。

お子様にも来店してもらいたいという思いから、明るめの木目を取り入れ、さらに壁や天井を白くすることで店内が明るくなるようにしました。壁の一つの面だけ木を貼ったので、こちらもとても温かみがあります。

外壁にも木を貼っていただいて、ナチュラルな印象のお店になりました!

 

レジカウンター

自分の選んだ板で何か作りたいな。

そう思ったので、大工さんにお願いせずに自分で板を選び、レジカウンターに返信させました。DIYしようかとも思いましたが、難しく💦大工さんに9割以上は作ってもらったので、自作というよりはオーダー家具。

でも、木目が綺麗でつるっつるな仕上がり!さすがプロです。

美しいカウンターができて感動でした。

 

看板

木目にこだわった店舗なので、木の看板にしよう!と思いましたが、昨今は木材が非常に高額・・・

幸い、選んだ物件には大きなガラス窓があります。これを生かそうと考え、看板シールを業者さんに作ってもらい、主人と二人でまっすぐになるように貼り付け!

うんうん、とても映える!!

想像以上に綺麗にはれました。

お店の前の通りからもよく見える、素敵な看板ができました。

 

まとめ

開店する際はコストをできるだけ抑えたいもの。

頭は使いますが、できるだけ安く質良く理想に近づけるのは大変でした。

でもその分思い入れのある、大満足な自分の店舗を作ることができました。

これからは本番、販売開始です。気合い入れてがんばります。

 

店舗ができてきた

こんにちは!

町田市鶴川に米粉スイーツ専門店をオープンします。

Tokyo 米粉 Cakesです。

 

ただいま絶賛店舗工事中!進捗をお伝えします。

 

こだわりのキッチンスペース

この奥がキッチンスペース

キッチンと店舗スペースを区切る壁を作ってもらっています!

 

シフォンケーキを作る作業に集中しすぎて、お客様に気づかないことがないように

 

壁の一部はガラスにすることにしました☺️

 

キッチンの中も明るくなるし、お客さまもキッチンをちょっとのぞけて楽しいかな?と思いました😀

 

キッチン内は少しゆとりをもった作りにして、今後どんどん増えると思われる材料や道具を臨機応変に置けるようにと考えています。

 

床や壁の素材を選ぶのは一苦労。

工務店さんが見せてくれるカタログにはすごい量の壁・床材が😭

「白にしよう!」と思っても、白にも何種類もあって、選ぶのに一番時間がかかりました。

 

店舗側の壁は温かみのある木で

店舗側の壁の1面を木貼りにしました

あったかいイメージにしたかったので、本当はもっと木材をふんだんに使った店舗にしようかと思っていましたが、

何せこの物価高騰💦木は非常に値上がりしているようで💦

 

新規オープンの私の懐具合を心配してくれる優しき工務店さんと相談し、

1面だけ木を貼ることにしました。

1面だけでもまったく違うお部屋になった感じです!

 

木の色味は自然とオレンジっぽくなっていくというお話なので、

私も店舗ができた時の色を楽しみにしています☺️

 

この後の工事

だいぶ内装ができてきて、ワクワク感が募ります。

次は壁やドアが本格的に設置されて、壁紙が貼られる工程になるそうです。

ご近所の方も時々覗いていかれます。

私と一緒に店舗の完成を楽しみにしてくれていると嬉しいです!

内装工事、一歩前進

内装工事開始!柱がった!

こんにちは!

町田市鶴川に米粉スイーツ専門店をオープンします⭐️

Tokyo 米粉 Cakesです!

 

ついに!内装工事が本格化してまいりました。

こちらの物件、以前は着付け教室かダンス教室でもやっていたのかな?

 

壁一面に大きな鏡がありました。

 

お菓子屋さんを作る時は、「厨房スペース」と「販売スペース」をきっちり壁で仕切らなくてはいけないので、

 

壁を作るための柱を一番最初に建てております。

 

ここから、壁ができ、床材を張り・・・と

 

お店っぽくなっていきます💖

 

お菓子屋さんを作る時は日本全国どこでも、地域の保健所に「この物件でお菓子屋さんやってOK」の許可をいただく必要があります。

 

その要件が、結構細かいの・・・

 

一度では覚え切れず、

「あれ、壁ってこれでいいんだっけ?」

「水道ってこの数でいい?」

 

と思い出しては工務店さんに

 

「ごめんなさい、ここも工事して〜😭」

 

と追加注文。

笑って許してくれる工務店さんに感謝。

 

来週にはまたがらっと違った姿をお店できるはず⭐️

 

楽しみにお待ちいただけるとうれしいです☺️

融資が満額下りた!融資を受けるまでの流れ

こんにちは!

東京都町田市鶴川で、米粉スイーツ専門店を開業します⭐️

銀行借り入れ初挑戦の主婦です。

 

 事業をやるにはお金が必要。

 お菓子屋さんをやるには専用キッチンを用意せねばならず、借り入れが必須です。

(レンタルキッチンで開業する人もいるようで、その場合は借り入れしなくてもいいのかもしれませんね)

 

 今回、サポートを受け見事!創業融資を満額受けられることになりました!

 初回の起業だと満額融資を受けられず、減額されることも多い模様。今回は満額融資を受けられるようになるまでの経緯と私なりの学びをお話ししていきたいと思います。

 

融資を受ける決意

 たんまり貯金がある人や、都市部以外にお住まいで自宅敷地に余裕がある方以外は、融資を受けないと菓子製造許可のあるキッチンが作れないことが多いのではないでしょうか。

 菓子製造許可に関しては下記の記事参照。

blog.hatena.ne.jp

 焼きが安定した業務用のオーブン、衛生的に・安全に材料を保管するための業務用冷蔵庫など、必要なものはたくさんあり、私は借入をすることに決めました。

 融資は借金。大きなお金を果たして返済できるのかという不安はもちろんありました。

 低コストで、レンタルキッチンなどを利用して開業する手もありましたが、事業をスケールさせて将来の不安を無くしたい。自宅近くで子供たちのそばにいながら仕事をしたいという思いから、思い切って融資を受けることに決めました。

 万が一、事業がうまくいかなかったら、看護師資格もある。看護師に戻ってバリバリ稼いで、また事業をやればいいや。そう思いました。

一番初めに日本政策金融公庫に行ってみたが・・・悩みにぶち当たる

 起業家への融資についてネットで検索して上位に出てくるのは「日本政策金融公庫」。金利でお金を貸してくれます。私は借り入れは初めてなので、一度お話をしっかり聞こうと思い、自宅から一番近い事務所まで面談に行きました。

 そこで必要と言われたのが「創業計画書」です。「なんで起業して、どんな商品を売って、いくらくらい売り上げが出る見立てがあって、設備や運営にいくらくらいのお金が必要になるのか」。ざっくりいうと、そんなことを記載する書類です。これを1から自分で作らなくてはいけません。

 創業計画書の作り方のパンフレットもいただきました。

 

「うんうん、なるほど、創業計画書ってこういうものなのね!」

 

・・・私の場合は・・・?

何から書けばいいの?

見込み客が何人かってどうやって調べるの?

客単価って何?

 

全くのど素人が、「はい、創業計画書作ってきてね❤️」と言われて作れるわけがありませんでした。

 

専門家に頼もうか・・・

ココナラとかで探してみようか・・・

でもお金がかかるよね・・・

自分の計画書は自分で理解していないとダメだろうし、人任せってのはいかん・・・

 

この創業計画書がどうにも進まなくて、悶々とした日々を送っていました。

 

東京都町田市の創業支援

 しばらく悩みすぎて頭がオーバーヒートしていたので、別のことを調べようとネットで起業家への補助金などを調べていたときに、自分が住んでいる東京都町田市で創業支援をしていることを知りました。

 なんと

 「融資の利子全額補助」!

 「創業計画書作成サポート」!

 「支援を受けるのは無料」!

なんでしょうこれは。素晴らしすぎる!すぐさま町田市の創業支援事業を調べ、支援を受けるのに必要な動画4本を即日視聴。支援を申し込みました。

 支援してくれる団体はいくつかありましたが、私がお世話になったのは「町田新産業創造センター」です。(HPが見やすかったので直感で選びました。)

 主にお世話になったのは創業計画書の書き方です。WordとExcelのフォーマットを送っていただいて書き込み、それをメールで送って添削していただく形でした。かなり具体的に書かれた記入例(これが良かった!)を頂いたので、それに沿いながら埋めていき、何度か添削のコメントをいただいて修正していきました。添削コメントとしては

  • 経歴に、今回起業する業種と関係のあるものがないと融資を受けづらくなるので、関連業種の経験が浅いならそれを補う情報を手厚く書くこと
  • 実際販売するものの写真を添えること
  • 競合分析は他社の名前を具体的に挙げてグラフにすること

などなど、他にもたくさん。

 競合分析などしたことがありませんので時間はかかりましたが、アドバイスしていただいたことに沿って一つ一つネットで分析方法を調べ、埋めていきました。ここでかなり時間を使い、想定していた融資を受けるまでの期間から大きく外れてしまいましたが、今思っても、非常に大事な頭を使った作業。ビジネスを考えるときに必要となる考え方の基礎を学べたと思います。

 こちらのサポート事業では日本政策金融公庫から融資を受けると利子全額補助にはならないため、お勧めされた銀行や信用金庫を検討して融資先は政策金融公庫以外にすることにしました。

創業計画書を褒められる

 こうして作った創業計画書を銀行へ提出したところ、「よく書けている、これならすぐに審査に進める」と何度も褒めていただきました☺️初めて融資を受けるときは、返済できなくなったときに代わりに銀行へ返済してくれる「保証協会」と契約して手数料を払う必要があります。(私たち借り入れした人間は、銀行の代わりに保証協会に返済しなくてはいけないので、保証協会は「銀行にとっての保証」ですね)

 銀行の方から、「保証協会の審査の方が銀行よりも厳しいです。保証協会の審査が通れば銀行の方は通ると思っていただいて良いです」と言われました。保証協会の方の審議が無事通過できたのは、創業計画書のサポートのおかげだと確信しています☺️

 

融資の流れ

ここで融資の流れについてちょっとご紹介。

  1. 銀行へ創業計画書を持って融資申し込み
  2. 銀行内で審査
  3. 保証協会へ行って面談して審議
  4. 保証協会での審査を受けて、銀行内で最終審査
  5. 審査に通ったら銀行と融資契約
  6. 融資実行

こんな感じです。2ヶ月くらいは見ておいた方が良いです。意外と時間がかかります。

1度添削を受けたら次も書けそう、創業計画書

 創業計画書は、一度書いたら2度と書かない、というものではありません。例えば今回の融資が満額下りなかった場合、銀行とは別に再度日本政策金融公庫に相談して融資を受ける、なんていうこともありえます。その際にはまた創業計画書が必要になります。

 ビジネスが大きくなって、人を雇用したい・もっと大きい設備が必要になったなどどいう際にも借り入れする可能性があります。その際に、人任せにせず自分の頭で考えたということは、今後のビジネスにとっては非常に重要な時間的投資だったと思っています。

まとめ

 創業融資を受ける際は、住んでいる地域でサポートをしていないか?ぜひ調べてみてください。創業計画書を書く際は代行会社に任せるのではなく、自分で頭を捻って考えるということは、時間がかかっても今後ビジネスオーナーになっていく立場ならば、必要なことなんじゃないかなと思います。

 

新店舗。思わぬところで時間がかかる。

町田市鶴川で米粉スイーツ専門店の開業準備中の小麦粉不耐性主婦です。

 

お菓子を販売するのにあたっては、自宅の台所で作ったものは販売してはいけませんので、「菓子製造許可」を取得したキッチンが必要となります。

 

物件探したり、内装考えたりと下準備を色々とやっています。

ここで内装を考えるのがとっても大変だということがわかりました・・・

今もまだ内装は決まっていません。何度も図面を引き直している最中です。

 

内装を決めるのに踏んできたステップを、現段階のところまでご紹介できればと思います。

内装を一から決めるのって大変

内装を一から自分の頭で考えるのは想像以上に大変です。

 

自宅を注文住宅にされた方なんかは経験があるかもしれませんが、内装を決めるのって楽しいかと思いきや、想像以上に考えることが多くて時間がかかりませんでしたか?

 

我が家は注文住宅ではありませんでしたが、注文住宅をつくったママ友は「本当に大変だった。。。」と漏らしていました。

 

お菓子を作る工房となるキッチン、まず「キッチンでどのくらいの広さが必要なの?」というところからでした。そこからまずわかりません。

 

例えばお借りする物件が以前もお菓子屋さんやパン屋さんをやっていた物件だったなら、ある程度形が残されているので「ここはカウンター」「ここに冷蔵庫」と決めやすいのでしょうが。。。

 

今回お借りする物件は、以前は物置として使用されていたようで、全くまっさらな状態です。白紙に一から絵を描くようなものです。

 

狭すぎず広すぎない作業スペースの幅はどれくらい?

オーブンはどこに置くんだろう

出入り口はどこに設置?

 

デザイン云々の前に、まずは作業効率の良いキッチンの配置から考えようと思って、とりかかりました。

参考にするのはPinterest

自分の経験も知識もない頭で一から内装を考えるのは無理なので、参考にしたのはPinterestというアプリ。

 

おしゃれなカフェや店舗の内装の参考にもなりますが、「図面」の写真もあったりします。

 

作業台と作業台の間に60cmの幅があればなんとか動けるんだな、とか

飲食店では提供する時の流れを意識して作るんだな、とか

 

そもそも図面がどういうものなのかもわからないので、わからない頭で考えるよりは調べてしまった方が早いですね。

Pinterestを参考に、とりあえず叩き台として図面を引いてみました。これが9月初旬のこと。

9月の中旬に、各関係者が集まり物件の内覧をしましたが、ここに暫定の叩き台図面を持ち込んで各業者さんに「この位置で設置可能か?」などのすり合わせを行いました。

厨房業者さんが正式な図面を引いてくれる

私の場合は、業務用冷蔵庫を購入する予定の業者さんが私の暫定の図面をもとに正式な書き方で図面をひいてくだいました。

これがとてもありがたく、素人では見落としているところ、考え抜かれていないところ、必須の設備の記入漏れを発見することができました。

壁の厚み、見落としがち

まず、壁には当たり前ですが厚みがあります。平面の図面をひいていると綺麗に忘れがちです。

壁の中に引き込む形の引き戸なんかを作ろうと思うと壁の厚みは10cm以上。

それによって部屋の面積は狭まるのに図面に反映されない。

このままだと「実際に作ってみたら想像以上に狭くなった!」ということにつながるでしょうね。

改めて壁の厚みを考慮して図面の引き直しをすることにしました。

オーブンのドアを開けた時のこと、見落としがち

業務用オーブンはでっかいです。ドアを開けたら私の当初の設計では洗面台にドアが直撃する構造になっていました。

これも業者さんの視点がなければ見落としていた点でした。

実際にキッチンで仕事をしていて、ドアを洗面台に当てないように気をつけながら仕事するのってストレスだろうな、と思いましたので、こちらもオーブンの位置をずらすなどして考え直すことにしました。

ガス給湯器、設置忘れ

菓子製造許可取得に必須のガス給湯器の存在を忘れていました。

業者さんがひいてくれた図面の端っこに優しく「給湯器設置場所、要確認」とあり、忘れていたことに気づかせてくれました。

こちらも、図面に追加しなおしです。

まとめ

菓子製造許可を取るためには図面を保健所へ提出してOKをもらい、内装工事後にその図面の通りに内装が仕上がっているかの確認が必要になります。

保健所の基準を満たした形で、作業しやすく、実現可能なキッチンを考える作業は、自分の城を作る作業なので楽しいのですが、非常に大変です。
ありがたいことに優しくアドバイスしてくださる方がたくさんいらっしゃるので頼りながら図面完成に向けて頑張りたいと思います。

お店を作るために関わってくれる人たち

こんにちは。

町田市鶴川で米粉スイーツ専門店を開業すべく奮闘中の不器用主婦です。

 

お店を作るべく、物件を見つけてお店用に改装していきます。私が取り組んでいること、結構色々な人に関わっていただくので作業としてはかなり煩雑です💦

頭の整理と共に、お店を作る過程を書き綴っていきたいと思います。

お店を作るために関わっている方々

お店を作るのにあたって、多岐にわたった専門家の方達にご協力をいただきます。ざっと羅列すると

 

・銀行(事業を始めるのにお金を借ります)

厨房機器やさん(業務用オーブン、冷蔵庫など。中古でいいものは中古ショップで揃えます。えらいお金がかかるので)

・不動産屋さん(自宅のキッチンでお菓子を作って売れないので、お菓子作り用のキッチンが必要。お店にするらなおさら。)

工務店さん(お店の改装をしてくれる人。信用している人がいい)

・保健所(飲食店や菓子製造の許可を保健所にもらいます。)

こんな感じでしょうか。

 

私は他にも、町田市が「創業支援プロジェクト」というのをやっていたので、そこに連絡をとって書類作成(主に、銀行に融資をお願いするのに必要な創業計画書)を手伝っていただきました。

 

町田市はが創業する人に対して手厚く支援してくれています。銀行から借りたお金の利子を肩代わりしてくれたりと、かなりフォロー体制が手厚いです。

開業を考えている方は、市町村や都道府県の創業支援制度を調べてみることをお勧めします。

物件が空いたのでようやく中を見ることができた

以前のブログで、「狙っていた物件が他の方に抑えられてしまった」という記事を書きました。

その後に探して見つけたのが今回お借りしようと思っている物件です。

最近まで前の入居者さんがいらしたので内覧はできませんでしたが、退去されたとのことで初めて中を見ることができました!

とても綺麗に使ってくださっていたようで、築年数の割に綺麗な建物でした。

ここに自分が好きなようにレイアウトできると思うと、「失敗したくない!」という緊張感がありながらも、とても楽しみです。

 

各業者さんが物件に大集結

上に書いた銀行以外の方々が、一斉に物件に集って内覧を行いました。

私が仮で書いた店内の図面に沿って、「本当にここにオーブンおけるか?」「排水の位置から考えてここに流しがあって大丈夫?」など、設備を実際に見て厨房機器の専門家・工務店さん・不動産屋さんから工事の可否を聞いていきました。

すんなりと話が進みすぎて、「え、本当にもうお店を作る方向で行くの?いいの?」と不安になる程笑

きっと工事をやっていく中でまた色々とトラブルはあるんでしょうね。

 

応援してくれる人がこんなにたくさん

大人数が私のために集まってくださったこと、とてもありがたいことです。

この起業を通して、自分を応援してくれる人がたくさんいることがわかりました。

 

起業を勧めてくれた夫。

お菓子屋さんになるよと伝えたら喜んでくれた子供達。

「なんかあったら協力するよ!」と営業に役立つ情報を届けてくれるママ友。

「HP制作、勉強中だから作ってあげるよ!」と心強いことを言ってくれるママ友。

「試作品、いろんな人に配るから今度たくさん作ってきてね」と試作品を喜んで食べてくれる元職場の方。

前の職場の時からの付き合いの、昔ながらの本物の大工さんである工務店さん。

レシピの作成からフォローしてくれる厨房機器の会社の方。

 

人にこんなにも恵まれていることを実感している今日この頃。

お店がうまく行っても行かなくても、こんなにたくさんの味方がいたんだというだけで、満足ができるんじゃないかと思うほど。

 

でもやっぱり、応援してくれるみなさんの期待に答えたいので、お店はうまく行かせたい。

不器用ですが。

頑張りたいと思います。

 

今回の記事は以上です。米粉スイーツ専門店開業ブログ、また次回の記事でお会いできると嬉しいです。

 

専門家のアドバイスで超改善。メレンゲ編:シフォンケーキ奮闘記

こんにちは。

町田市鶴川で米粉スイーツ専門店を開業すべく奮闘中の不器用主婦です。

私にはありがたいことに、起業をサポートしてくれている方がたくさんいらっしゃるのですが、

その中の一人に業務用オーブン会社のパティシエさんがいらっしゃいます。

 

元々パティシエをされていて、現在は業務用厨房機器を取り扱う会社に就職され、私が初めての開業サポートするお客さんだそうです。

 

その方にシフォンケーキの作り方のご相談に沢山乗っていただき、

テストラボという業務用機器をお試しで使うことができるキッチンで、直接レクチャーしてもらったことで 、自分の悪かったところが全部わかりました!

備忘録で書き殴っていきたいと思います。

灼熱の台所でメレンゲ立てない

 はい、この夏、冷房代をケチって35度越えの灼熱の台所でメレンゲを作っていた私です。お菓子作りには室温や湿度も大事だと聞き齧ったので、毎回室温湿度をメモしていたのですが、高温がシフォンの失敗につながることを理解できていなければ無駄なメモですね笑 室温が高いとせっかく冷やした卵白の温度が上がってメレンゲが断ち切る前に離水します。エアコンをつけてシフォンケーキを作るようにしてからはメレンゲ失敗ありません。

卵白はボウルごと冷蔵庫へ

 今までは卵白はタッパーに入れて冷凍庫に入れて、泡立てる直前まで冷やしていました。ですが泡立てるボウルは常温のまま。前述の通り灼熱の台所に置いてあるボウルに、いくら冷凍庫に入れた卵白を入れたとしても、すぐ温まりますよね。今は冷蔵庫の中を整理して大きいボウルが入るようにしました。

メレンゲを立てるスピード、遅いと大惨事

 前回の記事でも書いた通り、メレンゲを見極める目を養おうとスタンドミキサーをやめてハンドミキサーに切り替えたところ、メレンゲ作りに恐ろしく時間がかかり失敗の連続。さらに、私の持っているハンドミキサーは馬力が非常に低かったみたいでした(パティシエさん談)。そのため余計にメレンゲ作りに時間がかかり、どんどん緩くなって失敗。。。失敗しないようにハンドミキサーに持ち替えたつもりが、完全に悪手でした。今はスタンドミキサーをつかって高速でぬるくなる暇を与えずメレンゲを作っているので成功率が高いです。

砂糖を入れるタイミング、何が正解?

 メレンゲを作るときに「砂糖は3回に分けて」と言われますが、3回っていつやねんと。私の教科書YouTubeでも、作り手さんによって言ってることが全然違って迷います。

・作るものに応じて砂糖を入れるタイミングが違う人

・はじめに砂糖全部入れちゃう人

・はじめに砂糖ひとつまみだけ入れて、メレンゲが完成してから残りの砂糖を入れる人

全部試しました。結局砂糖とメレンゲの関係性がわからないと正解はわかりませんでした。

 卵白は砂糖を入れると泡立ちが悪くなります。なのではじめに全部入れちゃうとしっとりとした、ボリューム少ないメレンゲに。泡だて後半に砂糖を入れるとボリュームはあるけどキメが荒くなりがち。

 私の場合は

・卵白をある程度泡立ててカサが出たら1回目の砂糖

メレンゲが立体的になったら2回目

・ツノがお辞儀するくらいで3回目

で、いいボリュームのメレンゲが作れました。

 でも正解ってレシピや「どのくらいふわふわ、どのくらいしっとりさせたいか」によって違うんだと思います。砂糖の量も、卵の量も、また副材料(フルーツや野菜など)によっても、メレンゲの立て方って変わって然るべきなんだなと。

 これも素人一人で突き詰めようと思うとかなりの時間がかかる難しいところ。パティシエさんのアドバイスをもらい、自分にとってのメレンゲの答えやメレンゲの考え方がわかったことはとても大きな学びでした。

 

キメを整えるのはホイッパーで

 これまではハンドミキサーやスタンドミキサーの低速で、最後にメレンゲのキメを整えていました。今となっては笑ってしまう初歩的なミスですが、ハンドミキサーの羽が4本しかなくスカスカだったので、メレンゲが完成していてもハンドミキサーの羽で救えなかったんです。それをみて「まだ泡立て足りないんだ!」と勘違いしてメレンゲを過剰に泡立てて再起不能にしていました。

 パティシエさんのアドバイスで最後にキメを整える作業をホイッパーに持ち替え、そのまま硬さチェックをすることに。すると。ホイッパーにちゃんとメレンゲがついてくるではないですか!(あたりまえ)

 これによってメレンゲ泡立てすぎスパイラルから無事に抜け出すことができたのでした。

 ついでに、メレンゲを卵黄生地と合わせるときには毎回必ずホイッパーでキメを整えないと大きめの穴が空いたり、メレンゲがダマになるのでここは丁寧にやる必要があることもわかりました。

まとめ

メレンゲだけでこんなに改善点がありました!次回はメレンゲ以外の気づきを書き綴っていこうと思います。

今回の記事は以上です。米粉スイーツ専門店開業ブログ、また次回の記事でお会いできると嬉しいです。