商品制作秘話 桜もちシフォン
桜の季節になると、「桜のシフォンケーキを作りたい!」と思うのがシフォン屋の性。今の「桜もちの米粉シフォン」ができるまでに私が悩んだ経緯をご紹介します。
桜の味と色さがし
うちのお店はオーガニックや無農薬・有機栽培の素材にこだわっているので、着色料やら怪しげなカタカナの入っていない素材を探す。これがなかなか難題。
まず王道の「桜パウダー」なるものを探しますが、大体赤色何号みたいな着色料が入ってます。
「着色料はいややねん」と、探しに探し、ついに「オーガニック桜パウダー」無着色のものを発見。
これなら安心!と思ったら……なんと、味がしない。そして色もつかない。桜味のシフォンを作りたいのに、これでは何を作っているのかわからなくなってしまう。
そこで次に出会ったのが「桜の葉パウダー」。これは驚くほど桜の風味がしっかりしていて、「おお、これだ!」と思ったのですが、焼き上がったシフォンの色が……緑。まるで抹茶シフォンのよう。
どうにかピンク色にしたい。でも、赤色〇号のような合成着色料は絶対に使いたくない。葛藤開始です。
ここでちょっとだけ着色料の話
ちょうど1月に「赤色3号」が発がん性のリスクから禁止されたのはご存知でしょうか。
実は日本は、諸外国に比べて多くの着色料や添加物を認可しているのが現状です。海外では禁止されているものが、日本では普通に使われていたりする。
なんででしょうね。
これで誰が得をするんでしょうね。
大手の食品メーカーでしょうかね。
なんで大手の食品メーカーの利益が優先されて、国民の健康が犠牲になるのでしょうね。
添加物等による害ってすぐに体に現れないから、「ちょっとくらいなら大丈夫っしょ」とスルーされがち。
それが蓄積して、自分の子供に影響が出ていたら・・・?と考えると結構怖い。
添加物の蓄積による影響があるんじゃないか、とも言われます。
一種類の添加物を摂取した時の安全性は「OK」となっていても、何十種類もの添加物を一度に体内に入れた時の研究ってないんだよね。
添加物の量が多すぎるから、組み合わせ無限大すぎて調べきれないらしい。
我らの体で絶賛実験中ってね。
日常生活で添加物や着色料、全部避けるのは至難の技です。
でもできるだけ減らして行きたいと思うのは、知れば知るほど自然に湧き出てくる思いだなと思うのです。
添加物等々の多さに気づくと段々と視野が広がり、果ては「添加物を許す日本の政治はどうなってんの?」につながります。
みんな、選挙行こう。今はYoutubeでも情報がある。「誰に投票すればいいかわからない」って人は調べてみてね。
桜味を追い求めた結果
思い出したのが、以前「パンプキンパイのシフォン」の時にアドバイスをくれたアメリカ人の友人。彼に相談したら「ハイビスカスを試してみたら?」とのこと。
ハイビスカスティーってみたことありますか?すごく綺麗な赤い色です!
早速、オーガニックのハイビスカスティーと、ついでに爽やかさをプラスするためにローズヒップパウダーも入手。
いざ試作!……結果、
目指したピンクにはならなかった笑。でも、緑っぽさが和らいで、桜の風味もしっかり生きる、素敵なシフォンになりました。
「見た目がピンクじゃないと桜っぽく見えないよね?」ということで、最後は桜のシールを貼って、視覚的にカバー笑。味は保証!
桜の花の塩漬けもアクセントに入れて、香り豊かなシフォンになりました。
おわりに
これからも安全性にこだわって、子どもにも安心して食べてもらえる素材を選びながら、美味しい米粉のお菓子を作っていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
スローペースですが更新しますので」、気が向いた時にちらっとみていただけますと嬉しいです。